■討伐軍:男


:ブロント/19歳/177cm/瞳:青
テンミリオン王国の第一王子。幼い頃から勇者として育てられた。隣国の第二王女と婚約している。
めんどくさがり。自分がどう足掻いても物語を変えられる事が出来ないのを分かっているため、物事に執着があまり無い。鬱屈しているがそれを微塵も見せずに自分に与えられた役割をこなそうとする。
良い意味で大雑把。あっけらかんとしており、口癖は「まじで?」。仲間思い。
責任感は強いが、威厳は無い。誰にでも自然体で接する事が出来る。
小さい頃からテミが好きだが自分には婚約者が居るしテミは身分が違うし、愛し合っているのを分かっていても報われない事を理解している。けれどふとした時に「ああ好きだなあ」と思う、が、それを認識しながらも諦めている。


:ブルース/19歳/171cm/瞳:緑
常ににこにことしている。物腰は穏やか。両親は幼い時に死んだ。それ以来大人の中に住んできた為物事を達観気味。その後、遠縁の親戚をタライまわしにされ、マゼンダのところに落ち着く。
視力が良く、両目共に2.5。その為射的の腕前は王国で誰にも負けない程。
パニック障害持ちで、不安が吹っ切れると自傷してしまう。本人に治す意思は無し。初期症状は自傷痕を指でえぐってしまう。
人見知りが激しく、表情はにこにこしているが心を開くまで時間がかかる。だが一旦心を開くと犬みたいになる。口数は少ない。
人を良く見ており、人の感情に敏感。また気遣いも出来るがひっそりと静かにそれを行う為、気遣いだと気付いてもらえない事もしばしば。
マゼンダが死ぬなら僕も死ぬ。


:ジルバ/26歳/188cm/瞳:紫
常にうっすらと毒の臭気が漂う地域で育った為に瞳は汚染され瞳孔が常に開きっぱなし。明るいところが少し苦手。ピアスが右軟骨に二個、イヤーロブに二個、トラガスに一個、左軟骨に一個、コンクに一個、イヤーロブに三個、左の鼻に一つ。へそピとタンピは迷い中。
母は売春婦をやっていて、初恋は母、ハジメテの人も母。母がどんどん老いて醜くなってきたので置いて外の世界へ。その後傭兵職につく。
歪んだ性格の持ち主だが、自分を客観視しており、自分の歪みを理解している。その為常識を一番理解しており、割と常識人(心の中はどうであれ)。しかし残虐な行為に基本的に躊躇いが無い。
パーティーの兄役。面倒見は良く、楽観主義。包容力の鬼。うじうじした奴が嫌い。
最初はティンクの薄暗い部分やその物語に惹かれていたが徐々に本気で愛しくなり、世界が楽しいということをもう一度教えたいと思った。


:クロウ/25歳/178cm/瞳:赤
母がハーフエルフの為瞳が赤く、色素が薄い。母はクロウの父親が死ぬほど好きで繋ぎとめる為にクロウを妊娠、捨てられかけたらクロウを捨ててその相手を追いかけた恋に生きた女。だがクロウはそんな母親を憎んではいない。
その後一人で生計を立てるために傭兵へ。天職だった為にどんどん売れていき、最終的に魔王軍に買われる。
ど変態。性癖異常。バイセクシュアル。サディストでマゾヒスト、快楽主義、気持ちよければそれでよし。下半身で物事考えちゃう。戦闘中にたっちゃう。血舐めちゃう。
美しいものに目が無い。また、自身も相当の美男子で、それを自負している。常ににやにやとしている。ある意味最強のAKY(あえて空気読まない)。
リンが自分の美意識にどんぴしゃで自分の物にする事にした。リン以外興味無し。


:ルファ/26歳/180cm/瞳:赤
エルフの族長。エルフ史上最高傑作と言われるまでの美貌を持っており、その美貌がどれ程の力を持つかを理解している。
頭脳明晰、常に冷静沈着、取り乱すのが嫌い。すぐに嫌な顔をしてしまうのが癖。目的の為なら手段を厭わず、ジェノサイドも拷問も躊躇いは無い。サディスト。シンプルで無いものは嫌いで下品なものは嫌い。
英才教育を受けてきたが、その為か頭の中だけで考えがち。理屈が無いと納得できず、感情で動けない。頭がカタい。
幼い頃はまだアマゾネスとの戦争もそんなに大きなものではなかったため、ミドリと普通に遊んでいた。しかし戦況が悪化した時、ミドリと決別する。彼女への感情はまぎれもなく愛だがそこには憎悪も嫌悪も燃えるような恋慕もある。吐き気がする程愛しているが同時に殺すのは自分じゃないと嫌だと思っている。